どこにもたどりつかない。 ペンギンの教育的指導02 忍者ブログ
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キラペンやおい18禁の続きっぽいもの。
正直すまんかった\(^o^)/


 

キラーの唇には傷があった。
それは顔にはしる大きな痣の一部で、頬から唇の上を通り、顎の下まで続いている。
それがいつ付いたものであったかはキラー自身も思い出せない。
環境の悪い場所で処置もせずに切り傷を雨風に晒していた結果だった。
今でこそ完治はしているが、天候が荒れたり空気が冷えると痣は途端に痛み出す。じくじくと、傷が熱を持ち出す。だからなのか、キラーはキスの後、己の唇をぺろりと舐めるのがクセになっていた。

ペンギンはそれを見る度に己が捕食されるような気がして背を振るわせる。恐怖にではない。これから与えられるであろう快感に体が勝手に期待しているのだ。
自分で『そんな訳がない』と心の中で必死に抵抗するが、キラーに抱き締められた身体の熱は高まる一方だった。
一方のキラーは一度達した後のため少し落ち着きを取り戻したのか、いつもの表情に戻っている。

「ペンギンは・・・」
「ん?」

呟かれた己の名前にペンギンはドキリと胸を高鳴らせたが、

「声がエロい。」
「黙れ。」

次の瞬間には力が抜けきっていたはずの手でキラーの頬を思い切りつねっていた。

「いひゃい(痛い)・・・」
「余計なこと言うからだ。」

「ごめん。」と正直に謝ったキラーに満足したペンギンがぱっと手を離すと、甘えるように口付けてきた。戯れのようなキスもキラーは好きらしい。
行為の最中は息つく暇もないほど深いキスを求めてくるというのに。
ペンギンは金の髪に指をから絡ませながら、そっとキラーを引き寄せた。
それが合図だと伝わったのか、キラーはペンギンの柔らかな唇に舌を這わせる。ゆっくりと開いた唇の間から伸ばされる舌を己のそれと絡ませ、吸い付き、愛撫し合う。

「ん、ん・・・」
「っは、ペンギン・・・」
「ん、っは、ぁ・・・」

つぅっとどちらともつかない唾液が糸のように繋がり落ちた。
ぺろりとまた、キラーが己の唇を舐める。

「続き、いいか?」

同意を求めるふりをしたその言葉にペンギンは頷いたが、同時に浮かない顔もしていた。
それに気付いたキラーは「どうした?」と心配そうに声をかける。

「最初に言ったことを、覚えているか?」
「最初に・・・・・・」

ペンギンの言葉に思考をめぐらせると、行為を始める前にした話を思い出した。
一瞬。ほんの少しだけ、すぐにでも繋がりたいと思ったが、ペンギンに嫌な思いはさせたくなかった。
そうでなくとも、この年上の恋人は一度機嫌を損ねるとなかなかその身に触れさせてくれないのだから。

「うん。覚えてる。まず最初にペンギンのあn「全部言わなくていい!」

そう言って言葉を遮ったペンギンは、キラーを押しのけてベットに座りなおすと、ベットサイドにある机の引き出しから白いボトルに入ったボディーローションを取り出した。

「用意してたのか?」
「たまたま持っていたやつだ。」
「ホントに?」
「・・・もう一回つねられたくなければそのニヤけた顔を直せ。バカ。」
「酷い。」
「前に行った夏島で買ったやつだ。肌が気候にあわなくて参った。」
「そうか。俺は寒い方が嫌いだな」
「出身の違いだろうな。」
「違いない。」

他愛無い言葉を交わしているうちにペンギンの顔にも笑みがうかんでいた。
それを見たキラーは内心ほっと胸を撫で下ろす。
そんなキラーの考えも見抜いていたペンギンは『わかりやすい奴だなぁ』と溜め息をついた。この先、己がしなければいけないことを考えていたせいで恥ずかしくてたまらなかっただけなのだが、緊張していると勘違いしたキラーの普段と変わらない純粋な気持ちにむず痒い気持ちを覚える。
「どうした?」と首をかしげるキラーの仕草がこの場に相応しくないほど可愛いもので毒気を抜かれてしまう。悩んでた自分がバカらしくなってきたペンギンは、ベットヘッドにもたれかかり、持っていたボトルのフタを開けた。





ぐちゃり、と、淫猥な水音が響く室内で、ついさっき聞かされたばかりの言葉を、キラーは脳内でくりかえし呟いていた。そうでもしなければ、目の前にいる愛しい男を、また無理矢理押し倒したい衝動に駆られてしまうからだ。それほどまでに、今のペンギンは扇情的だった。
自ら秘部に触れ、ボディローションを塗りこんでいるペンギンの姿を目の当たりにすると、自分の中の欲を抑えられる自信がなくなってくる。

「ほんと、なら・・・専用のものの方が、いいんだが、な・・・・・・っ」

聞こえてくるペンギンの声の色っぽさにぐらりと理性が傾く。
そんなキラーの様子を知ってかしらずか、ペンギンはギリギリに入った二本の指をゆっくり動かし、中を解す行為に没頭していた。
そうでもしなければ、この状態を視られているという意識が先行してしまい、逃げ出したい衝動にかられてしまうからだ。

「手伝う。」
「いや、いい・・・じぶんで・・・」
「手伝わせてくれ。」

酷くはしないから、とキラーは真剣な声で訴えると、意を決したペンギンがキラーの手をとった。ぬるりと濡れた白い手に鼓動が高鳴る。

「ゆっくり、だぞ?」
「あぁ。」

ペンギンが導くままに、キラーはゆっくりと二本の指で広げられた僅かな隙間に指を挿し込む。ぐちっ、と、ぬめりを帯びたそこから漏れる音に誘われるがまま、キラーは指を動かした。

「っ・・・・・・っ・・・・・・!」

唇を噛んでいるペンギンの声が近い。歯を立てられているペンギンの唇を舐めると、ゆるりと口が開き、舌が触れ合った。唇が触れないのがもどかしいが、代わりにペンギンの甘い声を存分に聞くことが出来た。

「は、ぁ・・・あっ!あぁっ!」

挿入する指を二本に増やす。きゅうきゅうと締め付ける肉壁が熱くて溶けてしまいそうだった。意識を逸らすためにキスを深くして、徐々にペンギンへの刺激を強くしていく。
ゆっくりと解すことができたペンギンの後孔には既に指が三本も入っている。
時折、前立腺に触れてしまうたびに「ひっ!」と甲高い声が上がるのが面白くて、何度もそこを刺激していると、ペンギンが非難めいた視線を向けてくる。
また「調子にのるな」と叩かれそうだなぁと、暢気なことを考えながら、キラーはペンギンに問いかけた。

「これくらいで、大丈夫か・・・?」
「ん・・・も、いいから・・・」

はやく、と急かすように自らキスを迫るペンギンにキラーは感動すら覚え、一気に指を引き抜いた。それにも敏感に反応を返すペンギンの背を優しく撫で、腰を引き寄せる。
入り口に自身をあてがい、ゆっくりと挿入を開始した。

「は、あっ・・・」
「っ・・・」

十分に解されているそこは以前よりも容易くキラーを迎え入れる。
締め付けるだけの痛みとは違った、内壁のねっとりとした熱がたまらない。

「んっ・・・っ全部、入った」
「みたいだな・・・」
「ペンギンの中、熱い・・・な。」
「余計なこと、っ、言うなっ!」
「・・・動いても?」
「いいか、ら・・・早くしろ」

その言葉に否といえるはずもなく、キラーはゆっくり律動を開始した。
優しくしたいと思うのに、酷くしたい衝動が身の内から湧き上がってくる。
それを必死に堪えているのか、キラーの動きはいっそもどかしくなるくらいにゆっくりとした動きだった。知らずにペンギンの腰が擦り付けるように動き始める。

「あ、ぁ・・・」

深く繋がる体制のせいか、腰を落とされるたびに聞こえるペンギンの甘やかな声に

「あ、キラー、きら、ぁ・・・」
「っ・・・!」

キラーの中で何かがぷつりと途切れる音が聞こえた。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q.で?強制終了させたのはなぜ?
A.これ以上は書ける気がしなかった\(^o^)/

この後さんざんペンギンいじめるキラーとか書きたかったんですが今の私には無理でしたwwwwうぅ・・・エロって難しいorz皆さんなんであんな素敵なR18を書けるのか不思議でなりません><
ほんっと、こんな中途半端なもの投下してごめんなさいorz
気が向いたら更新します(´・ω・`)
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