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キラペン続き物。R18です。
次で終わりなので今月中にはこのシリーズも仕上げたいと思ってます^^
書きたいネタも色々ありますが、来月から少し停滞しそうなので今のうちに・・・
快感に身体を震わせるペンギンを見下ろしたキラーは、ペンギンの顎を捉えていた手を剥がした。口内で暴れる舌を押さえつけていた親指には、赤く血を滲ませた噛み痕がくっきりと残っている。
『自分の血を見たのは久しぶりだな』と暢気なことを考えながら、キラーはペンギンの頬に伝う唾液を舌で拭った。荒い呼吸を繰り返す唇にも何度も小さなキスを落としているうちに、ほどなくペンギンは浮上させていた意識を取り戻した。
「キ、ラー・・・?」
その最初の言葉が己の名前だったことに驚いたのか、キラーは目を見開いてペンギンを見つめる。上気した頬や乱れて張り付いた髪が普段の潔癖な彼の姿とは結びつかない。
身のうちから湧き上がってくるような衝動のままに、潤んだ瞳をぺろりと舐める。
「ぁ・・・」と漏れでたペンギンの声が可愛くて仕方ない。
一瞬だけ感じた、舌に感じる柔らかい眼球の感触やしょっぱい涙の味がクセになりそうだった。
「ん・・・そう、何度も・・・舐めるな。」
「・・・すまない。」
長い睫毛を瞬かせて首を振ったペンギンは表情を隠すように腕を額につけた。
再び見えなくなってしまった表情に不満げなキラーは、先程まで一緒にペンギンの下半身に触れていた手を掴む。
何をする気だ?と腕の下からチラと視線を向けるペンギンに見せ付けるようにキラーは、ペンギンの手についていた白濁液を舐め取った。
初めて感じる苦味に眉根をよせるも、不快感はまったくなかったようだ。
「そんなもの口にするな。苦いだけだ」
「しかし、お前の味だ。」
「っ・・・」
よくも恥ずかしげもなくそんなことを・・・と溜め息が出そうになったペンギンは寸でのところで言葉を飲み込んだ。
掌から爪の先、指の間まで丹念に舐めたおかげでペンギンの手は綺麗になったが、キラーの手はまだ白くねっとりと濡れている。指を擦りあわせればまだぐちゃりと音がするほどに。
「・・・・・・・・・。」
それに何を思ったのか、キラーの口元にふと笑みが浮かぶ。
それにペンギンは気付いたものの、押し倒されたままでは身構えることもできず、キラーに片膝を掴まれ開かされ、露にされた後孔に指を這わされる感覚に、ただ身体を震わせた。
「くっ・・・!」
キラーの長い中指がゆっくりとペンギンの中へと押し込まれる。
その途端、ペンギンの表情が強張り、侵入してきた異物を押し出そうと肉壁が指を締め付けた。しかしそれもしとどに濡れる指と粘膜でゆっくりと進入を果たしていく。
『熱い・・・』
指に絡みつくペンギンの熱を感じて、キラーは興奮に背筋を震わせる。
はやくここに入れて、思う存分揺さぶって、泣かせてみたい。
「ぅん・・・はぁ、あ・・・」
塞ぎ忘れた口から漏れるペンギンの声に欲望が引き出されていく。
キラーは無意識のうちに舌なめずりをして、指を2本、3本と徐々に増やしていった。
酷くしたい衝動と優しくしたい思いが身のうちでせめぎあっている。
「も・・・いいか?」
既に自分自身も限界に近づいていることなど、ペンギンも知っていたが、繋がることに対する微かな不安に眉をしかめた。
だが、キラーもここで食い下がるわけにもいかず「たのむ。」「おねがい。」と耳元で囁き、甘えるように何度も顔にキスを落とせば、ペンギンも首を縦に振る以外になかった。
一度心を開いた相手にはとことん甘い男だ、とキラーはほくそ笑む。
性急にベルトのバックルに手をかけ、前をくつろげると、そこは既に十分な硬度をもっていた。その大きさにペンギンは目をむくが、次の瞬間にはそれ以上に見開くことになった。
「あ、あああっ!!」
熱く滾ったそれを押し込まれる衝撃に甲高い声が上がる。
先程までぐったりしていた身体は弓なりに反れ、足は引き攣らせるペンギンの内部はぎちぎちとキラーを締め付ける。一瞬でも気を抜けば持っていかれてしまいそうな感覚にキラーの額に汗が浮かんだ。
『全部は・・・入らない、か』
半分ほど挿入を果たしていたが、これ以上無理にペンギンを苦しめるよりも、早く楽にしてやりたかったし、自分も色々と限界が近かったせいも手伝って、キラーは律動を開始した。
「ん、んっ、ふ、あ・・・っ」
硬く閉じた唇に触れ、舌を絡ませあえば、ペンギンは縋りつくようにキラーの背に腕をまわした。背中に爪痕を残される痛みすら、今のキラーには興奮材料にしかならないのか、本人は更に笑みを濃くするばかりだった。
先程達したばかりのペンギン自身もまた勃ちあがりつつある。それを片手で握りこみ、強く刺激を与えれば先走りが涙のように何度も零れ落ちてきた。
「良いのか?ペンギン」
「あ、キラ、ァ・・・キラーっ」
がくがくと揺すぶられるがままにされているペンギンはうわ言のように目の前の男の名を呼ぶ。その声のなんと美しいことか、とキラーは心を振るわせ、ペンギンの髪をすき、後頭部に手を添えると、その声を奪うように深く深く口付けた。
『おれのものになればいいのに。』
決して叶わない願いを、口にしないために。
「ん、んん――――っっ!!!」
声にならない叫びを上げて、ペンギンは二度目の絶頂を向かえた。
同時に己の体内に注ぎ込まれる熱を感じながら、ゆっくりと意識を手放した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
え、エロって難しい・・・orz
もうどう書いたらいいのやら。どうすればいいのやら・・・
あ。違いましたね。“どうやったらもっとエロく書けるか”でした。すみません。エロ大好きです(笑)
このシリーズは次で最後!
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文とか絵とかコスプレとか色々手を出していたりするダメ人間。いろんなことに迷走気味
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