どこにもたどりつかない。 嫌いなものと好きなもの02 忍者ブログ
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 バン×カゲロウ×キャスケットでキャス総受け3P話です。

・エロパート突入です。18禁に注意!
・カゲキャスでキャスを虐めまくってます。最後にバンがちょろっと出る程度。
・続き物です。いつものごとく寸止め劇場www\(^o^)/

以上のことを理解した方のみ、つづきからどうぞ!


 


カゲロウはたぶん、俺のことが好きなんだと思う。
これは自惚れとか、そう言われてるからとかじゃなくて・・・そう感じる時が、時々あるってだけなんだけど…
からかいの中にふっと混じる優しい声だったり、俺の髪に触れて笑っている時だったり、夜に寝付けない時にずっと傍にいてくれたり・・・まぁ色々だ。
正直言って、嬉しくはある。
俺みたいなのを好きになる奴は相当変わってる奴なんだろうな、なんて昔は考えてたりしてたんだけど、カゲロウはその想像をナナメ上にいったような性格の奴だった。
けど、その気持ちに気付いたところで、どうということはない。
今まで通り一緒にいて、今まで通り診察をうけて、今まで通り一緒に寝るだけだ。
それに不満があるわけでもないけど・・・うん。強いて言うなら・・・





「あっ、あっ、カゲ、ろっ・・・!」
「んー?なにー?」
「っざ、けんなっ・・・!これっ、はやく、とれよ・・・っ!」

縛ったりされるのは本当に嫌だ。

カゲロウは機嫌が悪かったり俺に非のあることがおきるたびに、こうやって両手首を縄で縛り、ベットから動けなくさせる。カゲロウの愛撫に体がゆれるたびに、俺の手首を縛っている縄の先にあるベットヘッドのアイアンが軋みを上げた。本気で力を入れて引っ張っても、カゲロウが手早く巻いた縄は解ける気配すら見せない。
毎度のことながらこいつの技術には本当にまいる。

「だってそれ取ったらお仕置きになんないでしょ?いいじゃん。可愛いよ」
「か、わいくないっ!ぁう・・・んっ」

悪戯に肌の上を這っては痕を残すカゲロウの唇と、熱い舌の感覚に体中の熱が上がっていく。伏せの体勢にさせられている俺は両手が使えないせいで尻を高く上げたような体勢にさせられている。その、なだらかなカーブがかった背をカゲロウの舌が滑っていった。

「あ、やぁ・・・っ!」
「・・・いいね。もっと啼いて。」
「ひうっ!」

かぷりと尻に軽く噛み付かれたかと思うと、後から濡れた指先が進入してきた。
ジェルの冷たい感覚に身震いするけど、中に進入してくる指のゆっくりとした動きに体が疼いて、熱くなっていく。徐々に本数を増やされ、中が解されていくたびに俺の理性の糸が一つ二つと千切れていく。

「こんだけキツキツなのに、いつも俺のこと美味しそうに咥えてくれるんだよねーここは♪」
「ち、が・・・ぁ」
「違うの?じゃあこれはなぁに?」
「あうっ!ひ、ぁ・・・っ!」

カゲロウの冷たい手が俺の固く張り詰めた部分に触れた。ここまで一度も触れられずに、イくこともできないまま放置されていたものを、カゲロウはゆっくりと握りこみ、上下にすいていく。普段ならじれったいと感じるそれも、今の俺にとっては強すぎる快感だった。

「やめ・・・も、やだぁ」

意図せず流れる涙はぱたぱたとシーツに消えていった。必死に後を振り返って抗議の視線を向けるとカゲロウの口角がまた少し上がる。

「お仕置きだから嫌なことするのは当たり前でしょ?・・・ま、淫乱なキャスケットにはこんなお仕置き軽いもんなんだろうけどさ」
「ちがう、おれっ、ぅ、ひっく・・・」
「・・・・・・可愛い。可愛いよキャスケット」

後ろから覆いかぶさるようにカゲロウは俺の体を抱き締めて、耳元に囁く。
抱き締める腕がわき腹の弱いところを掠めたせいか、体が反応してしまった。
のばされた舌先で涙を拭われた。カゲロウの舌にあるハートの刺青がちらりと見えて、俺は改めてこいつに今抱かれているのだと理解した。

後ろから抱かれるのは嫌いだ。
快感に揺られている時、誰に抱かれているのかわからなくなる時があるから。
でもカゲロウは俺をこの体勢で抱くのが好きだという。
『獣同士みたいにがっつくのが楽しい』のが理由らしい。
本当、どうかしてる。

「っ!」

カゲロウの指が抜き去られる。その時に聞こえたぬちゃりという音が今さらながら恥ずかしい。

「さ。どうしてほしいか・・・言ってみて?」
「は、あ・・・ぁ、う・・・」

後孔にすり付けられたカゲロウの熱いものにぴくりと体が反応した。
その反応すら楽しんでいるように、カゲロウは浅い場所をくすぐるように入れかけては出してを繰り返す。これほど残酷な拷問方法はない。俺は恥も外聞も捨ててやっとのことで声を絞り出す。

「お、く・・・ついて、っ、」
「奥を突いて・・・それからどうされたい?」
「ぅ・・・なか、ぐちゃぐちゃに、し・・・っ・・・」
「ぐちゃぐちゃにされたいの?」
「う、ひぐっ、うぅ・・・」

最後はもう声も出なくて2度3度と頷くことしかできなかった。
子供をあやしているような優しい声はどこまでも残酷だ。
こんな馬鹿げた行為を純粋に楽しんでいる。
俺はぜんぜん楽しくないけど。

「おねがっ、はやくっ・・・!」
「キャスもおねだり上手になってきたねぇ。いいよ。今日のところは許して・・・



「テメェ・・・何やってんだ?」



あげる、と言いたかったのだろう。楽しそうにゆがめられた口角。それが一瞬にして噤まれ、カゲロウは声のした部屋の扉の方へと視線を向けた。
俺も半分意識が飛びかけていたけど、なんとか視線を向けることができた。

「バ、ン・・・?」

そこには、さっきまで一緒に酒を飲んでいたバンがいた。
手には愛用の武器ではなく、六連射式のリボルバーが握られている。いくつか前の島でバンが買ったサウスブルーからの輸入品だ。
俺以上に飲んでいたにも関らず、その顔には戦闘時を思わせる殺気がにじみ出ていた。
その瞳が見つめる先は、今まさに俺を犯そうとしていたカゲロウだ。

「お楽しみ中なら無視してやれたが・・・誘導尋問みてぇなことしていたいけな子供犯してるなら、話は別だよな。」
「なに?聞き耳でもたててたの?やらしー」
「どっちが。早くその汚ねぇもんどかせ」

ふっとカゲロウの体が遠のいた。上半身を起こしたらしい。
・・・見なくてもわかった。カゲロウも、バンを見つめている。
無意識のうちに垂れ流される殺気に俺は脅えた。
いつもなら殺気も出ないままに人を殺すのに、なんで今にかぎって・・・

「・・・ホンット、失礼だなぁ」
「いいから離れろよ。蜂の巣みてぇになりたいのか?」
「冗談。」

カゲロウは大人しく俺から離れ、寛げていたズボンを穿きなおす。
その時俺は、そういえばカゲロウはここに来てから一度も服を脱いでいないことに気付いた。

「手を上げて、ゆっくり離れろ」
「仲間に銃向けるなんて正気?」
「仲間を犯すお前よりはマシだ」
「なるほど。」

カツカツと、ブーツのカカトが床を鳴らす。音。その時聞こえた、かすかな“カチリ”という音に、俺ははじかれるように顔を上げた。
そして俺は思い出す。俺を抱き締めるように後ろから抱き締めたカゲロウの腕の、かすかな違和感を。
そしてそれが、何であったのかも・・・

「バンッ!逃げろ!」
「っ!?」

叫んだ時には既に遅かった。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バンの運命やいかに!?以下次号!

・・・みたいな終わり方でごめんなさい(笑)ちょっとこれ・・・ちゃんと3Pになるのかな;;いや、でもバンとカゲロウが仲良くキャスケット半分こしてる構図が思い浮かばないからこうするしか・・・(ぶつぶつ)
あとエロパートがあんまエロくなくてごめんなさいwww
 
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