どこにもたどりつかない。 嫌いなものと好きなもの04 忍者ブログ
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バン×カゲロウ×キャスケットでキャス総受け3P話です。

・エロパートです。R18注意!
・キャスを虐めたいだけのお話。バンさんもちょっとかわいそう?
・続き物です。短いです。次で完結編かな?

以上のことを理解した方のみ、つづきからどうぞ! 


 


俺はキャスケットのことを気に入っていた。
単純そうに見えて思慮深いところとか、純粋そうに見えて男に慣れていたりするところが、たまらなくいい。どちらにも傾かず、曖昧なバランスの上に立っているような子供は見ていて飽きないし、触れると案外温かい。
・・・何度、壊したいと思ったかわからない。
弱っているフリをして近づけば、優しい子供は逃げようとしないし、抵抗してもひとたび腕の中に閉じ込めれば大人しく抱かれてくれた。
その余裕を崩してみたかった。
時には視界を塞ぎ、時には腕を拘束し、時には薬で快楽に溺れさせてもみた。
それでもまだ、壊すことができない。
それは何故か?



『この子が、少なからず俺のことを好きでいてくれるからなんだろうなぁ』

ぼんやりとそんなことを考えながら、カゲロウは己の下で喘ぎながら必死にバンの男根に奉仕するキャスケットを見下ろしていた。
カゲロウが動くたびにキャスケットの口から「あ、あ、」と小さな喘ぎ声が漏れてくる。

「キャ~ス。くち止まってるよ?」
「あ、ぅ、んむ・・・っ」

俺の言葉に従うように、キャスケットは先端を口に咥え込み、自ら頭を上下して奉仕する姿は壮観だった。やり方を仕込んだだけはある。根元をすき、袋を揉みしだいている両手の手首には、先程まで拘束されていた痕がのこっていた。
俺はその手を片方だけ引っ張って、傷痕を癒すように舐めてやった。
細い指先がぴくりと反応する。それを口に含むと、キャスの唾液とバンの先走りが混じった味がした。
甘い声を漏らすキャスケット越しにバンが鋭い視線を向けてくる。
視線で人を殺すことができるとすれば、まず間違いなく俺は死んでるだろう。

バンに混入させた薬は確かに毒だった。
しかしその毒は本来の使い方からすれば薬の意味合いが高いもので、ある程度の病ならすぐに治まってしまうような代物だ。調合の仕方一つで薬は妙薬にも毒薬にもなりうる。
今回はその毒性を強めただけだ。・・・まぁ稀に副作用として、こういった行為の興奮剤にもなる訳だけど。
それを言って聞かせ、バンに奉仕することを条件にキャスケットの拘束を解いた。
キャスケットが逃げることは考えていない。それまでもさんざん高ぶらせていたし、何より俺との交渉が成り立たない。
好きにしていいと言ったのはキャス自身なんだから。

「そろそろかな・・・ねぇキャス?」
「っは、も、早く、イかせてよっ」
「バンをイかせられたら、やったげる。」

苦しげに訴えるキャスの声に答え、するりと形のいい腰に触れる。
繋がった部分がきゅうと締まって気持ちがいい。

「わ、わかった・・・」

キャスは極力、バンの顔を見ないようにしながらバンのものを再び咥え込んだ。
バンは毒のせいで指先一つすら動かせないが、時折漏れ出る快楽と憎悪を含んだ呼吸音に俺は笑った。
キャスケットの、普段のあの懐きようからすれば当然のことだろう。
ただただ純粋に己を慕ってくれていたはずの子供が己の男根を咥えながら、別の男に犯されている様を見なくてはいけないなんて。

ざまぁみろ。

「ん、ん、っ、んぅ・・・!」

暫くして、キャスケットは動きを止めて顔を上げた。顎が疲れたのか、だらりと開かれた口からは白濁色のどろりとした液体が流れ落ちている。

「ちゃんと飲んであげなよ?」

そう言って顎と下唇に触れて、口を閉めるよう促していると、こくりと喉が上下した。
ちゃんと全部飲み干したらしい。

「よくできました。それじゃ、ごほーびね。」
「んぁ!ああっ!やっ、いきなり、やめっ・・・!」

やめろと口にしてもナカはきゅうきゅうと締め付けて俺を離そうとしない。挿入を繰り返すたびにまとわりついてくる。
その感覚がたまらなく、好きだった。

「あ!カゲロ、ぅ、あっ、あぁ・・・」

キャスの乱れた姿が好きだ。
縋りつくものもなく犯され、それでも必死に俺の名を呼ぶ声も好きだ。
イきそうになるとき、一瞬だけ、まるで死人のような目をするのも好きだ。
それでも壊れない。汚せない。

それが少しだけ、悔しい。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お、お題に添えてない感ばっちりの3Pモノでしたが、ひとまずエロパートはこれにて終了です。いつも肝心な部分を書かない。それがトキガネクォリティ★(ただ書けないだけww)
私は結局エッチなの書けない人のまま終わるんだろうな(´・ω・`)ショボン
 
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