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ボニら連載みっつめ。
今回出てくるハートの船の船員たちの仕事ですが、特殊な班分けがされていない船員達になります。それぞれがその日に回ってきた仕事をこなしていて、見張り・掃除洗濯・買出し・その他雑用を行っています。主に入団したての船員や普通の戦闘員などがいます。キャスケットはそれを総括してます。古参だしね^^
他班は医療班・機械整備班・航海士班・・・と色々わかれていますが、そのあたりの設定はまた今度
今回出てくるハートの船の船員たちの仕事ですが、特殊な班分けがされていない船員達になります。それぞれがその日に回ってきた仕事をこなしていて、見張り・掃除洗濯・買出し・その他雑用を行っています。主に入団したての船員や普通の戦闘員などがいます。キャスケットはそれを総括してます。古参だしね^^
他班は医療班・機械整備班・航海士班・・・と色々わかれていますが、そのあたりの設定はまた今度
「しかし・・・ジャックが俺達について来るようになるとはな。」
「え?や、やっぱダメだったか・・・?」
「いや、逆に嬉しいよ。私用でお前が船外に出ることなんてあんまりないし」
波止場近くを歩く三つの影のうちの一人、仮面を被った男・・・キラーはそう言って笑った。
ジャックと呼ばれた長身痩躯の男は顔を少し赤らめながら「そうかな・・・」と苦笑する。
「ん・・・?」
「どうした?キッド」
二人の前を歩いていた男が目的地近くで足を止めた。
見上げた先には目立つ色をした潜水艦が停泊している。
「あいつらの船、なんか騒がしいな」
「みたいだな。・・・敵襲か?」
少し離れた場所からも聞こえる甲板からの歓声めいた声に、侵入者が誰かに制裁をうけているのだろうと、少し哀れに思った。
これまでも何度かハートの船に訪れた際に敵襲がおきたことがあった。ジョリーロジャーが描かれた帆をたためばあまり目立たない帆船とは違い、船体を派手なレモンイエローでコーティングした潜水艦はどこの島でも目につく。
そのせいか、海上よりもむしろ陸地につけた時の方が賞金稼ぎや同業者に襲われる率が高かった。
それでも一度たりとも船内へ浸入されたことがないのは、ひとえに船員達の高い戦闘技術の賜物だろう。
今まさに船を襲ったと思われる一人の男が船外へと吹っ飛んでいった。海辺でバシャーンと派手な水しぶきが上がる。
「おとといきやがれってんだ小僧どもがっ!!」
声の方へと視線を向ければ、甲板の手すりに片足をかけた白髪の青年がいた。
捨て台詞を吐きながら逃げていく男たちよりも若い見た目にキラーは首をかしげる
「あんな奴、あの船にいたか・・・?」
ふと疑問に思ったことを一緒にいた二人に問いかけるも、キッドはトラファルガー以外に興味はないため船員の顔など覚えておらず、ジャックは殆どあちらのメンバーの顔を知らない。
なんとか思い出せないかと男を見ていると、視線に気づいた男が「よぉ。あんたら来たのか」と片手を上げた
少しの疑問を覚えながら、「上がってこいよ」と誘われるがままに三人は船内へと足を踏み入れた。
「ったく・・・煙草吸いに出てきただけだっつーのによぉ」
そう吐き捨てながら男は、船内に倒れていた残りの賞金稼ぎを海に捨てるよう仲間に指示を出していた。
慣れた手つきで次々と海へ投げ捨てられていく男たちの中には意識のある輩もいたようだが、船から落とされると早々に泳いで逃げていった。
「で?アンタはどうせペンギン目当てだろうが・・・そっちの兄ちゃんはなんだ?」
「あぁ、俺は・・・」
「キャスケットの所に案内してやってくれ。この船に来るのは初めてだが・・・まぁ、危害を加えたりはしない。俺が保障しよう」
「敵サンに保障されてもなぁ・・・ま、あんたらならいいか。」
そう言って笑っている顔にはやはりどこか見覚えがあり、やはり自分が覚えてないだけだろうか?とキラーは思うだけに留めた。
「助かる。ところで・・・ペンギンは部屋か?」
「多分な。・・・ま、いま会えっかどうかは微妙だけど」
「?」
「おーい誰か!キャスの居場所知らねぇか!?」
そう問いかける男に甲板に出ていた仲間達は口々に答える。
「確か・・・昨日は洗濯係だったよな?」
「当番表の順だと甲板掃除だ。」
「いや、今日は船長命令で一日休みだとよ」
「え?なんで!?久々に一緒の仕事になったと思ったのに!」
「あー・・・まぁあんなふうになってりゃあな。仕方ねぇよ」
「可愛かったよなぁ・・・」
「しっかし、ジュエリー・ボニーも妙な能力もってんな。ウチの船長ほどじゃねぇけど」
「休憩時間になったらまたからかいに行ってやろうぜ!」
「あのぷにぷにってした頬っぺたがこう・・・やわらかい餅みてぇでいいよなぁ」
「俺さっき、だっこしちゃったもんね~」
「あ!ずりぃぞてめぇ!」
「で?結局どこなんだよ・・・」
論点のズレたところで盛り上がりはじめる仲間に男は溜め息をつき、「ま、休みなら部屋か談話室だろ」とアタリをつけてジャックを船内へ案内していった。
残されたキラーは、先程のハートの海賊団達の会話の中に何かひっかかるものを感じて、男達の輪の中へと入っていった
「ジュエリー・ボニーがきたのか?」
「ん?あぁ、そういやあんたついさっき来たんだよな。」
「実はさ・・・・・・」
「なっ・・・!これは・・・・・・・・・」
「色々思うことはあるだろうが、まぁそのへんの説明は直接ソイツから聞くことだな」
談話室に通されたジャックは慌てていた。
だがそんな反応もお構いなしに男は「んじゃ俺は仕事もどっから。どうぞゴユックリ」と言い残して去っていってしまった。
「ごゆっくりって・・・」
それに戸惑っておろおろしていたジャックは再びキャスケットへと視線を落とす。
潜水艦の中とは思えないほど広いその部屋は、壁部分が全て本棚になっており、そのどれもが隙間なく書物が並べられ、隅には簡易キッチンまで造りつけられている。
その部屋の中央。豪華な造りの応接セットのふかふかのソファの上で眠っている小さな子供がいた。姿は違えど、ソファに転がっている見間違うはずのないキャスケット帽子と床に落ちていたサングラス、そして部屋の照明のやわらかな光をあびる甘栗色の髪。
航海中、ジャックが何度も会いたいと望んでいた相手のその姿に困惑してしまう。
『こ、この子・・・キャスケット、だよな??』
しゃがんでサングラスを拾い上げ、覗き込むように子供の寝顔を見つめる。
読みかけの図鑑に顔を突っ伏してよだれをたらして眠っている子供は、夢でも見ているのか、時折もぞもぞとソファの上で寝返りをうった。
誰かが後でかけたのか、上にかけられたブランケットがぱさりと落ち、片腕がぶらりと下がる。
わざわざ仕立てたのか、小さな子供サイズのツナギを着ていた。
ずり落ちないように小さなその腕をとって胸の上へと置きなおす。
ついでにブランケットもかけなおしてやろうとしたところで、閉じていた子供の目がぱちりと開いた。
「ぅ~・・・・・・・・・んぅ?」
青と赤茶の色違いの目が数度瞬きし、長身を折るようにして見下ろしていたジャックをぼんやりと見上げた。
「むぅ・・・・・・あれ?ジャックがいる」
「や、やぁ。キャスケット」
眠たげに目を擦りながらむっくりと起き上がったキャスケットはよほどよく眠っていたのだろう。大きなあくびをもらした。
ジャックはそれに笑いながら、大きく寝癖のついた後頭部をなでた。
そうやってゆっくりと夢の淵から戻ってくると、キャスケットは見上げた先にいたジャックに向けて「おはよう」とにっこり笑った。
「久しぶりだな~ジャック!前の島以来だから・・・一ヶ月ぶりくらい??」
「かもね。会えて嬉しいよ。」
「へへっ。そうだな!わざわざ会いに来てくれてありがと。」
「い、いや別に・・・俺が来たくて来たわけだし・・・それに、約束だったしね」
「あ・・・」
そういえばそうだった。とキャスケットは目をしばたかせた。
前の島で別れる直前、キャスケットはジャックと一つ約束をしたのだ。
今度はジャックが、ハートの船に会いに行くと。
船長の護衛や仕事でない限り、プライベートは極力自分の船にいるジャックにしてはかなり思い切った約束だったが、ちゃんとここまで来てくれたようだ。
「ところで・・・」
「?」
「・・・・・・なんで縮んでるの??」
「あ・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウチのキャスケットはハートの船のNO.2アイドルです。NO.1はもちろん船長(笑)
船長は大人気すぎて誰も手が出せないけど、キャスはわりとスキンシップ激しいので仲間もぺったぺた触ってくるイメージ。系統が違うというかステージが違うというか・・・うん。難しいけどそんな感じですwww
さてさて次回はとじこもりペンギンVSキラーですね。たのしみたのしみwww
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文とか絵とかコスプレとか色々手を出していたりするダメ人間。いろんなことに迷走気味
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